- Akita Orchid Nursery -
◇更新:2004.5.4
● 秋田洋ラン園 ● 
 〒010-0802 秋田市外旭川字大堤716
 TEL:018-868-5700 FAX:018-868-5700

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 洋ランについて 
秋田での、洋ランの育て方や特徴など
 ここに掲載しているのは、秋田洋ラン園で、花付き株をお買い求め頂いたお客様にお渡ししている「お手入れ方法のカード」です。地域や、各家庭の栽培環境でも変わってきますので、「秋田の地で」もっと洋ランを身近に、長くお花を眺め、また成長を楽しんでいただくための一つの参考としていただけたら嬉しく思います。
  
■カトレアのお手入れ方法
鉢の
置き場所
日光がよくあたる場所に。
(冬)暗い場合は、1週間に2〜3回程度は、意識して日光に当たるようにします。
温 度 15度〜18度。
(冬)温風には直接当てないようにします。
湿 度 高いほど良い。
(冬)葉に霧をかけたり、シダ類を鉢のまわりに置いたりの工夫を。
水やり 鉢が乾いてから、鉢の半分が湿る程度に与えます。
(冬
)与えすぎないよう注意してください。
・花後のバルブの下から新芽が伸びる
・室内の温かい日の良く当たる場所に置く〜八重桜が散ってから屋外に出します
・鉢が乾いてから水を与える
・新芽が2センチ程度伸びた頃、置肥を与える
・通風と日当たりの良い屋外で育てます
・真夏(8月中旬〜9月初旬)は50パーセント遮光。
・水は夕方に鉢底から出るまで十分与えます。
・肥料は7月初旬に置いて終わり
・最低温度が15度を切るころ、室内に入れます。
・温度が下がるにつれ、鉢の乾きが遅くなるので、水遣りを徐々に控えていきます。
・シースから花が出てきます。
・花がシースから伸びている時は、15度以上を保つと、順調に咲きます。


■胡蝶蘭の育て方
原産地 北は台湾から南はオーストラリア北部まで広範囲に及ぶ熱帯・亜熱帯地域で、高温多湿な川や、海岸に近い樹木に着生して生育している。
花 期 1年中開花可能。自然状態では季節の温度変化(冬〜春と秋〜冬)後、花芽分化し、3〜4ヵ月後に開花する。これが半年サイクルで開花することになる。
冬越し 理想的最低温度〔大輪系〕18〜20度、〔中〜小輪系〕12〜15度
日 光 光の弱い場所を好みます。秋田市の場合は、3月頃から光が強くなるので、レースのカーテン越し程度の光にします。
・4〜10月:60〜70%位遮光します(光の当たらない場所に置くのではありません。)
・11〜2月:遮光なしで、出来るだけ光を当てるようにします。
水やり それぞれの種類の最低温度を確保できる場合は、一年中成長するので鉢の表面が乾いたら十分与えます。
しかし、9月下旬〜4月中は、与える水量は半分程度にしたほうが無難です。
肥 料 4〜9月の成長期に十分与えます。
洋ラン液肥を3〜4千倍液を水やりがわりに1週間に1回程度与えます。
その他 温度と湿度と風を好む品種です。室内で育てる場合は扇風機等で、室内の空気が動いているようにすると、とても成長が良くなります。


■オンシジュームの育て方
薄葉系、厚葉系、剣葉系、棒状葉系 の4グループに分かれ、薄葉系のものが最も一般的。(オブリザタムも薄葉系) ここでは、薄葉系の栽培ポイントを書きます。
原産地 メキシコ・パナマからブラジルにかけて広く中南米に自生している
花 期 秋〜冬咲き その他春咲き、夏咲きがある
冬越し 最低温度7〜8度、できれば10度
鉢の
置き場所
梅雨の終わり頃(7月中旬)外に出して雨と日光と外気に当てる。湿度が停滞して根腐れしたり、葉焼けを起こさないように、風通しの良い場所で育てる。
日 光 年間を通し、できるだけ多く日に当てる方が良い。真夏だけ50パーセントの遮光をする。
水やり 春に新芽が伸びてきてから徐々に水やりを増やす。
夏の生長期には植え込み材料の表面が白っぽく乾いたらすぐにたっぷり与える。
秋〜冬にかけて温度が下がるにつれて徐々に水やりを少なくする。
冬は植え込み材料が乾いてから2日後に与える。水量は、朝与えた水分が夕方には乾く程度与える。(したがって、鉢底から水が出るのは与えすぎなので控えめにする。)
肥 料 春に新芽が伸び出してから夏まで、1ヶ月に1回置肥を与える。(油粕と骨粉等量配合の醗酵済み肥料で市販されています)
温度 冬の最低温度は7〜8度でも良い。ただし、日光によく当てること。


■デンドロビューム(ノビル系)の育て方
鉢の
置き場所
12〜4月 温室が無い場合は、室内の日当たりのよい窓辺に置く。
5〜10月 風通し、日当たりのよい所に高さ50センチ程度の棚などを作り、雨による泥はねを防ぐような場所に置く。
11月 乾燥低温処理(下記)を参照。
水やり 1月〜5月 3〜5日に一回、乾いてきたら水をやる。ただし、花芽のあるときは、少し多目に与える。(株元や葉に霧吹きするのも効果的)
6月〜9月 6月下旬から夏場は、夕方から晩、涼しくなってから葉水を兼ねて水を与える。(棚など周囲にも水をかけて気化熱を利用して涼しく)
10〜12月 気温が下がるとともに、水分も少なくする。
肥 料 5月〜7月 5月の連休明けの頃、最低温度が10〜12度位になったら、新芽を確認してから肥料を与える。(止め葉が出たら、肥料を切る。)
 〔置肥〕・水苔の場合:親指大の油粕:3号鉢で2個、4号鉢で3個、4.5号鉢で5個、を一ヶ月毎に取り替える。
      ・バークの場合:5号鉢で5〜6個、6号鉢で6〜7個、ちょっと多目でも良い。
 〔液肥〕1000倍に薄めた液肥も、1週間から10日に一回与える。あまり暑い時は、休む。
    (止め葉が出たら、やめる。ハイポネックス・タケダの花工場・レインボーの洋ラン液肥など市販されている)
乾燥低温
処理
10月下旬〜11月 ビニールトタンなどで屋根を作り、雨があたらないようにして1ヶ月位、5度〜10度程度の低温に当てる。
ノビル系は、これをしないと、花芽ができにくい。水は天気のよい日に少量与える(10日に1回程度)。


■シンビジュームの育て方
鉢の
置き場所
10〜4月 温室が無い場合は、室内の日当たりのよい窓辺に置く。
5 〜9月 風通し、日当たりのよい所に高さ50センチ程度の棚などを作り、雨による泥はねを防ぐような場所に置く。
水やり 10〜12月 気温が下がるとともに、水分も少なくする。花芽が見えたら、やや多めに与える。(花芽ができたら、温度は13度〜18度に保つ)
1月〜5月 3〜5日に一回、乾いてきたら水をやる。ただし、花芽のあるときは、あまり乾きすぎない内に水を与えるようにする。(株元や葉に霧吹きするのも効果的)
6月〜9月 6月下旬から夏場は、夕方から晩、涼しくなってから葉水を兼ねて水を与える。(棚など周囲にも水をかけて気化熱を利用して涼しく)
肥 料 5月〜9月 5月の連休明けの頃、最低温度が10〜12度位になったら、新芽を確認してから肥料を与える。
 〔置肥〕親指大の油粕:5号鉢で5個、6号鉢で7個、もうちょっと多めでも良い。一ヶ月毎に取り替える。
 〔液肥〕1000倍に薄めた液肥も、1週間から10日に一回与える。あまり暑い時は、1ヶ月くらい休む。(ハイポネックス・タケダの花工場・レインボーの洋ラン液肥など市販されている)
芽欠き 冬から春にかけて新芽が出てくる。それを全部育てると、養分が分散してしまい、育たない。1バルブ(一株)に1個、鉢全体で5号鉢では2個、6号鉢では3個、7号鉢では4個くらいにして、バランスを考慮し、他は全部欠きとる。
秋にも出ます。11月まで出たものも欠きます。花芽も出ますので間違わないように!見分けができない方は、わかる方に聞くことです。(5cm位まで待つと、分かります。薄くて先が割れるのが葉芽で、丸くて筆先のようなのが花芽です。)

■セロジネの育て方
鉢の
置き場所
10℃程度の低温の場所(たとえば玄関の下駄箱の上)に置くだけで、長く花を楽しめます。
開花期間中は、時々窓越の光にあてます。
水やり 乾いたらすぐ、鉢容量の半分程を与えます。
冬〜春
の管理
花が落ちてからが成長期です。冬でも出きるだけ光を当てるようにします。
三千倍の液肥を10日に一回与える。春から夏にかけバルブが太る。
夏の管理 最低温度が15℃程度になったら戸外に出します。
直射日光を避け、出きるだけ涼しい、風通しの良い場所に置きます。
潅水は、夕方十分に与えます。
秋の管理 日光に良く当てる。12℃程度になったら室内に入れる。
潅水は、乾いたらすぐ鉢容量の半分程を与える。
バルブの元から新芽がでてくる。やがて新芽の中から花芽が伸びてきます。

■デンドロキュラムの育て方
鉢の
置き場所
10℃程度の低温の場所(たとえば玄関の下駄箱の上)に置くだけで、長く花を楽しめます。
水やり 乾いたらすぐ、鉢容量の半分程を与えます。
冬〜春
の管理
花が落ちてからが成長期です。冬でも出きるだけ光を当てるようにします。
三千倍の液肥を10日に一回与える。春になりバルブが太ると休眠期に入ります。
夏の管理 秋まで休眠します。直射日光を避け、出きるだけ涼しい、風通しの良い場所に置きます。
潅水は、乾いたら与えます。
秋の管理 秋のはじめ頃に、バルブの元から新芽がでてくるので、徐々に潅水量を増やします。
やがて新芽の中から花芽が伸びてきます。


■ミニカトレアの育て方
特徴 ミニカトレアの原種は、ブラジルの大西洋岸の冷涼な高原に自生しています。そのため、その交配種であるミニカトレアも寒さに強く丈夫で、最低温度は5〜8度あれば冬越しできます。秋田でも温室なしで育てることができます。
それぞれの季節ごとに、育て方のポイントがあります。そのポイントを次に記載しておりますので、これをマスターして毎年きれいな花を咲かせてください。
〔冬〕
置き場所
温度は低温(10〜15度)で、室内暖房の温風が直接あたらないような場所。
日光の良くあたる場所。
(直射日光の当たらない場所に置いている場合は、2日に1回、日に当てるだけでもよい。花持ちがずっと良くなる。)
水やり 鉢が乾いたら、少し湿る程度与える。(朝、与えた水分が夕方には少し湿っている程度与える。10度の場所に置いた場合は、1週間に1回、コップ半分程度で良い。)
肥料 春までやらない。
〔春〕
4月〜
6月中旬

置き場所
花が咲いたバルブの下から次の花が咲く芽が伸びる。
(それぞれの家の環境で生育が違うが、3〜4月頃に芽が伸び始める。)
まだ室内に置き、日光を良く当てる。窓際に置くと、暑くなるのでレース越しにするか、窓から50cm以上離し、通風を良くする。
水やり 乾いたら与える。(冬の水やりよりも徐々に増やすことになる)
肥料 芽が1cm位になった頃、置肥(油粕と骨粉等量の醗酵済み肥料で、市販されている)親指大のものを、3号鉢で1個、芽の反対側に置く。1ヵ月後に古い置肥を取り除き、また1個置く。
〔夏〕
6月中旬
〜9月初旬
置き場所
芽を伸ばし、9月中旬〜10月頃までにバルブを完成させるようにする。
梅雨に入る頃(朝方の最低温度が15度になった頃)から室外に出す。
日光が良く当たり、通風が良い所(地上から60cm以上の高さ)に、倒れないように置く。
コンクリートの上だと夜間温度が下がりにくいので、回りは土の方が良い。
木の下に吊り下げるときは、常に木漏れ陽が当たるような木に。
日光 梅雨時は、「当日雨か曇っている日で、翌日も雨が降る日」に室外に出す。(翌日晴れると、葉やけを起こしやすいので注意)
 梅雨の期間中は遮光する必要は無い。(ただし通風を良くすること)
 真夏だけ50パーセント遮光ネットを、株から2cm程離して張ったほうが葉やけ防止となる。
水やり 梅雨の雨に当てると良い。(雨には大量の酸素が含まれている)
1週間も雨が続く場合は、一時雨よけをする。
真夏は、朝早くと夕方にたっぷり水を与える。特に夕方は、鉢全体と周囲の地面等にも水をまき、温度を下げると良い。
肥料 置肥は6月中旬まで与えるが、その後は与えない。特に真夏は株が弱るので肥料を与えない。
〔秋〕
9月中旬
〜冬
置き場所
新芽が展開し、シースが現れると同時に、中に花芽が作られている。この花芽がシースを破り、どんどん伸びて開花する。
朝方の最低温度が15度になった頃に室内に入れる。朝方の最低温度が10度、日中は15度程度になる場所に。
日中温度を低くし、日光をできるだけ当ててやると良い花が咲く。
朝と昼の温度差が10度以上になる場合は、夕方、窓際から50cm以上離れた場所に置くようにする。
日光 レース越しの日光が良く当たる場所に置く。
通風を良くする。風が無い状態で、強い日光に当てるとシース内が蒸れて、花芽が死ぬ。
水やり 温度が下がるにつれ、徐々に水やりを少なくする。
開花するためには、根からの水を必要とするので、極端に水を切らない。
(カラカラに乾かさない、表面がしっとり湿っている程度は必要。)
開花後は、もっと水やりを控える。

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